【赤】「食べ物」をおいしく表現する配色

【赤がメイン】「食べ物」をおいしく表現できる色

色のキーワード…食品、美味しそう、楽しい、健康的、温かい、元気

食品を美味しそうに見せたい時には、赤、オレンジ、緑、茶色などを使うのが効果的です。
食材や調味料にある色を使うことで、食べているときの味やシーンを想像させることができる からです。

また、温かさを感じる暖色系の色も効果があります。
食べ物の温度は、美味しさを感じる時に大切なポイントになるからです。

よく目にする飲食店や食品メーカーのロゴマークでも、暖色系の色が使われています。

逆に、食材の色にない蛍光色や青系の色を多用すると、食欲を無くしてしまうので注意が必要 です。ダイエットの目的で、あえてご飯を青くする人がいるくらいです。
最近は青いケーキを見かけることもありますが、スイーツというかわいいイメージの食べ物に限って青系が使えるのだと思います。

【食品】を美味しく見せたい場合は、基本的に、赤、オレンジ、緑、茶色をメインに使いましょう。 カラーマーケティングとしても有効です。

食品用カラーパターンの一例(RGB/HTMLカラーコード)

●メインカラー(赤)
R204 G0 B0 / #CC0000

[連想するイメージ]りんご、トマト、牛肉、唐辛子など
人間の血の色でもある赤は、活動的、情熱的な気持ちを高め、購買意欲を掻き立てる色でもあります。彩度が高くよく目を引く色なので、注目させたい部分で使われることが多い色です。

●サブカラー1(オレンジ)
R255 G136 B0 / #FF8800

[連想するイメージ]みかん、ニンジン、パプリカ、鮭など
明るさや温かみを感じる色でもあることから、家庭を感じさせる色でもあります。

●サブカラー2(緑)
R51 G153 B0 / #339900

[連想するイメージ]キャベツ、ピーマン、ほうれん草など
葉物野菜の色であることから、新鮮、健康的、ナチュラルなイメージを感じる色です。
草原、森林などの自然を感じて、癒される色です。

●アクセントカラー1(黄色)
R255 G192 B0 / #FFC000

[連想するイメージ]カレー粉、バナナ、レモン、かぼちゃ、蜂蜜など
光のイメージを感じるところから、希望や明るさ、楽しい印象を感じる色です。

●アクセントカラー2(茶色)
R153 G51 B0 / #993300

[連想するイメージ]パン、焼き肉、チョコレート、味噌、醤油など
地味な印象の茶色ですが、落ち着いた、渋い大人の色でもあります。
また、懐かしさと穏やかな印象を与えることができます。

●アクセントカラー3(黒)
R0 G0 B0 / #000000

[連想するイメージ]昆布、黒豆、ひじき、キャビアなど
堅い、重たい、暗いイメージのある黒ですが、シャープさと重厚感も感じる色なので、広い面積で使用すると、高級なイメージを与える色です。


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