色のキーワード…悲しい、法事、法要、仏事、お悔やみ
悲しみを表現するには、冷たく沈んだ気分になる寒色系の色を選びます。
さらに、 グレーのような彩度の低い色を選ぶことで、抑えられた感情を表現します。
法事では、白やグレーや黒といった無彩色だけではなく、神聖な色でもある紫もふさわしい色です。
悲しいイメージ用カラーパターンの一例(RGB/HTMLカラーコード)
●メインカラー(グレー)
R187 G187 B204 / #BBBBCC
[連想するイメージ]曇り、静か、おだやか、不安、冷たい、コンクリート
彩度が低く派手さがない色から、静けさを感じる色です。
少し青みがかったグレーにすることで、さらに冷たさと悲しみをイメージできる色です。
●サブカラー1 (青紫)
R102 G102 B153 / #666699
[連想するイメージ]崇高、静寂、暗い
紫の中でも赤みが少なく深みのある色で、落ち着いた静けさを感じる色です。
無彩色との組み合わせで、さらに悲しみを感じさせます。
● サブカラー2(黒)
R0 G0 B0 / #000000
[連想するイメージ]堅い、高級、モダン、暗い、恐怖
重たい、暗いイメージのある黒ですが、シャープさと重厚感も感じる色なので、広い面積で使用すると、高級なイメージを与える色です。
テキストの色としても一番読みやすく、どのシーンにも合う色です。
法事では欠かせない色です。
●アクセントカラー1(青)
R51 G96 B136 / #336088
[連想するイメージ] 清潔、冷静、水、空、静寂、涙、寂しい、冷たい
さわやかで済んだ空やきれいな海をイメージすることから、信頼を表す色とされて、企業のロゴマークで使われる頻度の高い色です。
爽やかな風や川、空など自然を感じる色でですが、暗い青は寂しさと冷たさを感じます。
●アクセントカラー2(紫)
R102 G51 B153 / #663399
[連想するイメージ]ラベンダー、高貴、孤独、個性的
情熱的な赤と冷静な青の中間の紫は、どちらの印象も持つ神秘的な色です。
また昔から神聖で高貴な色として使われていて、法事でもよく使われます。
ラベンダーの花言葉には「沈黙」も含まれています。香りが気持ちを静めてくれるためだそうです。悲しい気持ちをラベンダーの香りが癒してくれるよう願って、アクセントカラーに加えるのもいいと思います。
●アクセントカラー3(グレー)
R102 G102 B102 / #666666
[連想するイメージ]曇り、静か、おだやか、不安、冷たい、コンクリート
暗いグレーも、静けさに加えて、悲しさや孤独を感じます。