昨年12月にオープンした「文喫」ですが、やっと今年の10月から定期的に通い始めました… (^^;
Twitterなどで、「入場制限かかってます」と書き込みを見るたびに、行きたいけど 混んでるしな~と弱気になり、ずるずるとここまで…
「文喫 (BUNKITSU)」は、入り口付近を除いて、中に入るには入場料が必要な本屋さんです。(平日:1,500円、土日祝:1,800円)
上の写真の奥は有料ゾーンで、めくるめく本ワールドが広がっています。
本はすべて「選書」で約3万冊。好きなだけ読み放題で、気に入ったら購入もできます。
すべてが1冊ずつしかなく、単行本、新書、文庫本の分け目がなく混在し、さらに雑誌もほぼ皆無で、なんとも不思議な空間です。
デザインやアート系の本も豊富で、私たちのようなデザイン系の仕事にはありがたいの一言です。
「文喫」を色で表すと…
メインカラーは、柔らかな薄いベビーピンクのような色合いで、訪れる人が落ち着いて過ごせる雰囲気を気持ちよく醸し出しています。(1フロア分の床も薄いピンクです。)
「文喫」のwebサイトの配色は、柔らかなピンクにシャープな黒、紺、茶を使用し、落ち着いたゆとりのある時間の中に知的な印象を感じさせる配色。
⇒色についての詳細を見たい方はこちら
店内にはカフェが併設されていて、コーヒー、煎茶(ホット、アイス)は、無料でいただけます。
他にも有料で、ハヤシライスやカレー、ドリア、トースト、サラダなどの食事のメニューとデカフェやカフェラテ、お酒までオーダーできます。
また、wi-fiは無料。ロッカーまであります。
読書する席もたくさん用意されていて(約90席)、椅子のタイプもさまざま… 打ち合わせもできるボックスシート、 カップルシート?のようなソファ席、靴を脱いで寝転んで読めるクッション席、「閲覧席」のカウンター席(コンセント有り)や、
複数人で会議もできる「研究室」まで用意されています。 (8名まで)
それほど広い空間ではないのですが、絶妙なレイアウトで一人ひとりが自由に楽しめる空間になっています。
本は「ジャンル」で分かれていますが、基本的にあえて「そろえていない印象」で、バラバラに本が存在します。(棚は分かれていますが、戻す方が適当なのかもしれない…)
↓また写真のように、「積んで置くスタイル」の棚が多数あって、本の下にまったく違う本がたくさん隠れています。
気が付くと普段はなかなか出会えない本にたくさん遭遇します。これは本好きにとっては、なんかたまらないスタイルです。
本屋さんでは、いつも決まった「好きな棚」に向かってしまい、意外な本を手にするチャンスはとても少なくなっていたことに、ここで気が付かされました。
世界が狭くなってますね~(反省)
また、読んだ本を返却するスペースがあり、ここに「誰かが、ごくごく最近読んだ本が置かれています。
ここでまた、自分ではまったく読むはずのない本に出合って、ふと興味を持ってしまうんですよね… よくできてるなと感心してしまいます。
11月は紅茶の特集があり、紅茶とお菓子のサービスもやっています。
毎月、イベントや展示もあって新しい発想もむくむく湧いてくるのでなかなか楽しいです。